雪印メグミルクの「アカディ」って?
牛乳でおなかがゴロゴロしてしまう「乳糖不耐症」の人の心強い味方が、雪印メグミルクが販売している「アカディ」という牛乳ブランドです。
下痢や腹痛など、乳糖不耐症の症状の原因となる「乳糖」をあらかじめ分解し、約8割カットした商品になります。

世界のラクトースフリー事情〜スーパー編〜にも書きましたが、乳糖を分解してくれる酵素である「ラクターゼ」を添加することで、乳糖をあらかじめ分解しているようです。
「添加」というと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ラクターゼは酵母由来や麹菌由来のものであることが一般的で、身近なところでは、味噌やチーズなどの発酵食品にも含まれている成分です。
その安全性は世界的に認められているため、不安に思う必要はありません。
乳糖があらかじめ8割カットされているということは、自分が普段問題なく飲める牛乳の5倍の量まで飲むことができるということです。例えば、コップ1杯の牛乳でお腹を下してしまう人でも、アカディなら、コップ5杯分まで症状なく飲むことができるのです。
クリームシチューやグラタンなどの料理にも使えるアカディ。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう人にとっては、心強い味方であると言えるでしょう。
アカディってどこに売ってる?
そんな乳糖不耐症の味方のアカディですが、スーパーなど小売店によっては売っていないことがよくあります(残念ながら乳糖不耐症の知名度はまだあまり高くないので、仕方ないのかもしれません)。
それでは、「近所のスーパーでは見つからない!」「昔は売っていたけど最近見なくなってしまった!」という人は、どうすればいいのでしょうか。
「近所のスーパーに取り扱ってくれるようお願いしてみる」、というのもひとつの手です。しかし、それでもダメだった場合、ネット通販を使って手に入れるしか方法がありません。
ところが、普通の牛乳はクール便でしか配達できない、ということがネックになっていて、通常のネット通販では、どうしても配送料がかさんでしまいます。
例えばアカディを1本だけYahoo!ショッピングで東京まで配送してもらった場合、本体代金262円に対して、送料が1010円になってしまいます。牛乳1本に対し合計で1200円を越えてしまうとなると、この方法はあまり現実的ではありません。
送料無料のオプションもありますが、こちらは6本以上をまとめ買いした場合のみのオプションになります。大家族ならともかく、1000mLの牛乳を6本、15日間の賞味期限内(配送時間も含めると約10日間以内)に飲み切るというのは、かなり難しいのではないかと思います。

そこで役に立つのが、セブンイレブンの注文配送サービス「セブンミール」です。ここからは、セブンミールを使ってお得にアカディを手に入れる方法について解説します。
「セブンミール」でアカディを注文→セブンイレブン受け取り
「セブンミール」は、セブンイレブンの配送ネットワークを使った、無料お届けサービスです。このサービスを使ってアカディを注文すると、最寄りのセブンイレブンまでアカディを無料で配送してもらうことができます。

セブンイレブンの商品配送ネットワークを利用しているため、1本単位で注文ができ、クール便なのに送料無料、というのが、このサービスの他にはない利点です。
午前11時半以降から受け取れる「昼便」と午後5時半以降から受け取れる「夕便」があり、最短でその日のうちに店頭受け取りが可能です。例えば、会社からの帰宅途中にある店舗で受け取ってから帰宅、といった使い方をすることもできます。
受け取り店舗は注文画面で指定することが可能で、レジで店員さんに受け取りの旨を伝えると、冷蔵庫から出してきて渡してくれます。また、店頭受け取りの場合、現金での支払いも可能です。
さらに、このサービスを使って1000円以上注文すると配送料220円で自宅への配送も可能。また、3000円以上の利用で配送料が無料になります。
扱われている商品には日替わりのおかずセットや一食分の食材がセットになったミールキットもあるため、それらとアカディを組み合わせることで1本から無料で自宅に配送してもらうことが可能です。
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以上、アカディをセブンイレブンで1本から送料無料で購入するための方法でした。
乳糖不耐症協会では現在、乳糖不耐症の経験に関するアンケートを実施しています。また、リサーチ担当者や記事執筆者など、現在協力者を募集中です。当協会の理念にご賛同いただき、活動にご協力いただけるという方は、本ウェブサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください!